今年もあっという間に12月になり、街が少しずつせわしなくなってきましたね。
毎日忙しくて、仕事や日々の家事をこなすだけで精一杯なのに、カレンダーを見るたびに「大掃除はどうしよう」と焦ってしまうことはありませんか。
周りの人がテキパキと片付けを進めている様子を目にすると、何もできていない自分にちょっとした罪悪感や不安を覚えてしまうものです。
でも、本当にそんなに無理をしてまで、この忙しい時期に家じゅうをピカピカにする必要があるのでしょうか。
年末に大掃除をやらない選択のメリットと罪悪感の解消法
世間の「きれいにしなきゃ」という空気への疑問
お正月を迎えるために家をきれいに整える、という昔からの習慣はとても素敵だと思います。
ただ、現代の私たちの暮らしは、昔に比べてやることが本当にたくさんありますよね。
ただでさえ仕事の締め切りやイベントが重なってバタバタする時期なのに、さらに大掃除という重労働を自分に課すのは、少し酷ではないかなと感じています。
何より、寒さが厳しいこの時期に、冷たい水を使って窓を拭いたり、固まった油汚れをゴシゴシ落としたりするのは、体力的にも精神的にもかなりの負担になります。
無理をして体調を崩してしまっては、せっかくの年末年始の休みが台無しになってしまいますよね。
大掃除をスルーした我が家のリアルな結末
実は以前、あまりにも疲れていた年に、思い切って大掃除を一切やらないと決めて過ごしたことがあります。
始める前は「家がとんでもなく汚れて、嫌な気持ちで新年を迎えることになるのかな」と少しハラハラしていました。
ところが、実際に大掃除を完全にスルーしてみると、驚くほど何も問題が起きませんでした。
ホコリが少し増えたからといって急に健康を害することはありませんでしたし、誰かが突然部屋をのぞきに来るわけでもありません。
それどころか、いつもなら掃除の疲れでイライラしていた大晦日に、家族でのんびりとお茶を飲みながらテレビを見るゆとりが生まれました。
この経験を通して、年末に無理をして掃除をしなくても何とかなるものだなと、心がすっと軽くなりました。
スルーしても平気だった場所と後悔したポイント
全く手をつけなくても何とかなった意外なエリア
私の体験から、大掃除のリストから完全に外してしまっても困らなかった場所をいくつかご紹介します。
これらは、気候が暖かくなってから、気が向いたときに少しずつやれば十分な場所ばかりでした。
| 場所 | やめても平気だった理由 |
|---|---|
| 窓ガラス・網戸 | 冬は結露や強風ですぐに汚れてしまうため、春や秋に掃除する方が効率的でした。 |
| 押し入れ・クローゼット | 普段は扉が閉まっているため視界に入らず、年末にわざわざ全出しして整理する必要はありませんでした。 |
| キッチンの換気扇 | 冬場は油がカチカチに固まっていて落ちにくいため、気温が高い夏場にやる方が格段にラクでした。 |
このように、やらないと決めるだけで、年末のタスクが一気に減って気持ちが楽になります。
さすがに放置して年を越すと後悔した場所
一方で、家じゅうをスルーする中でも、ここだけは少し手をつけておけばよかったとプチ後悔した場所もあります。
それは、キッチンのシンクやお風呂の排水口といった、毎日必ず使う水回りです。
お正月に美味しいものを食べたり、のんびりお風呂に入ったりするときに、水回りが汚れているとどうしても視界に入って、少しモヤモヤした気持ちになってしまいました。
ピカピカにする必要はありませんが、気持ちよく新しい年を迎えるためには、水回りだけは最低限のケアをしておくのがおすすめです。
年末の負担を軽くする1箇所10分のサボり掃除術
罪悪感をゼロにする最低限のクリア条件
大がかりな掃除は諦めて、本当にここだけやっておけばスッキリした気持ちになれる最低限のメニューを作りました。
1箇所にかける時間は10分程度で、特別な洗剤も使いません。
- キッチンのシンクを食器用洗剤でサッとこすり洗いする
- トイレの便器に市販の洗剤をかけて、ブラシで軽くこすって流す
- お風呂の排水口のゴミを捨てて、シャワーでサーッと洗い流す
- リビングのテレビ周りなど、目立つ場所のホコリだけをシートでサッと拭く
これだけで、家全体の清潔感が不思議とキープされているように見えます。
「これくらいなら、ちょっと時間が空いたときにできそうかな」と思いませんか。
完璧を目指すのではなく、自分が心地よく過ごせる程度の隙間掃除で、年末の自分をたくさん労ってあげてくださいね。
心穏やかな年越しのために本当に必要なこと
年末年始に何よりも大切なのは、家が非の打ち所がないほどきれいであることではありません。
それよりも、あなたがイライラせず、家族や大切な人と笑顔で温かい時間を過ごせること、そして自分自身の心と体をしっかり休めることだと思います。
大掃除をやらないと決めることは、決してサボりや悪いことではなく、自分を大切にするための前向きな選択肢の一つです。
まずは今日、頭の中にある掃除リストから「今回はやらない場所」を一つ決めて、ノートやメモに書いて削り取ってみてはどうでしょうか。
それだけで、肩の荷がふっと軽くなるのを感じられるはずです。
今回は「年末に掃除をしない選択」についてお話ししましたが、例えば、年が明けてから暖かくなった時期にのんびりと気になる部分をきれいにするコツなどについては、また改めてじっくり向き合いたいテーマですね。
