年末が近づくにつれて、頭をよぎるのが大掃除のスケジュールですよね。
実は私も以前、「とにかく年内に終わらせなければ」と焦るあまり、何も知らずに縁起が悪いとされる日に大掃除を行ってしまい、大後悔した経験があります。
今回は、我が家の生々しい失敗エピソードを交えながら、絶対に避けるべきNG日程と、焦らずスムーズに家を整えるための現実的なスケジュール案をお届けします。
大掃除をやってはいけない日に決行して後悔した我が家の失敗談
12月29日に大掃除を駆け込みで行った体験
数年前の年末、仕事の都合でどうしてもスケジュールが押してしまい、我が家では12月29日に気合を入れて家中を掃除することにしました。
朝から網戸を洗ったりワックスを掛けたりと張り切って進めていたのですが、夕方になって立ち寄った近所の方から「29日に掃除をするなんて縁起が悪いよ」と指摘されたのです。
知識のなかった私はその場で慌てて調べ、29日が「二重苦」に通じるため昔から忌み嫌われている日だと知り、一気に青ざめました。
縁起の悪さと準備不足で生まれた年末のストレス
縁起の悪さを知って落ち込んだだけでなく、駆け込みで行った作業には実用面でのデメリットもたくさんありました。
年末ギリギリの29日は自治体のゴミ収集や処理施設の受付がすでに終了していることが多く、出た大量のゴミを年越しまで家に溜め込むことになってしまったのです。
すっきりした気分で新年を迎えるはずが、玄関脇に積み上がったゴミ袋と「縁起の悪い日にやってしまった」というモヤモヤ感を抱えたまま年を越す結果になりました。
年末の大掃除で避けるべきNG日程と縁起が悪いとされる理由
「二重苦」を連想させる12月29日
29という数字は「ふく(福)」と読めるという説もありますが、一般的には「二重の苦しみ」を連想させるため、大掃除や飾りの設置には不向きとされています。
新年を迎える準備において、縁起や語呂合わせを大切にしてきた風習の中で、わざわざ懸念の残る日程を選ぶ必要はありません。
直前で慌てて作業をすると怪我や破損のリスクも高まるため、精神的なゆとりを持つ意味でも避けるのが無難です。
一夜飾りや正月神様に失礼となる12月31日
大晦日である12月31日に大掃除をすることも、昔からのしきたりでは避けられています。
大晦日は歳神様(年神様)をお迎えする日であり、その当日にバタバタと掃除をする行為は、神様に対して失礼にあたると考えられているためです。
また、31日に掃除をしてそのまま正月飾りを飾ることは「一夜飾り」と呼ばれ、誠意に欠ける行為とされるため、遅くとも30日までにすべてを終えておくのが理想です。
| 日付 | 避けるべき主な理由 |
|---|---|
| 12月29日 | 「二重苦」の語呂合わせ、ゴミ収集終了のリスク |
| 12月31日 | 歳神様を迎える日、一夜飾りの忌避 |
| 1月1日〜3日 | やってきた福を洗い流してしまうとされるため掃除は不可 |
失敗を防ぐための理想的な大掃除スケジュールと対策
12月中旬スタートの分散型大掃除
私と同じような失敗を繰り返さないための最善策は、12月中旬から少しずつ進める分散型の段取りです。
たとえば、12月13日の「正月事始め」以降の休日を利用して、キッチンの油汚れや窓拭きなど、重たい作業から順番に終わらせていきます。
普段のゴミ出し日に合わせて不用品を捨てられるため、年末にゴミの山と格闘する事態を完全に防ぐことができます。
万が一NG日にしか時間が取れない場合の妥協案
どうしても仕事や家庭の都合で29日や31日しか時間が作れないという場合もあるはずです。
その場合は、家全体の大掃除を行おうとせず、目につく場所の整理整頓や簡単なホコリ取り程度にとどめておくのが賢明です。
本格的な汚れ落としは年が明けてから松の内が明けたタイミングに回し、年末は神様をお迎えするための最低限の準備という意識に切り替えると気持ちが楽になります。
気持ちよく新年を迎えるための大掃除スケジュールの立て方
大掃除で最も大切なのは、NG日とされる29日や31日、そして元日からの3日間を避け、12月28日または30日までに完了させることです。
完璧を目指して無理な計画を立てるよりも、1日1箇所だけと決めて少しずつ手を動かすほうが、心にも家にもやさしい時間が生まれます。
今日のうちに手帳を開いて、自治体のゴミの年内最終収集日を確認することから始めてみてください。
収集日の確認さえ済ませれば、あとはそれに合わせて計画を立て、マイペースに進めていくだけです。
ちなみに、大掃除で出た不要な衣類や大型不用品の賢い手放し方については、また改めてじっくり向き合いたいテーマですね。
